環境工学の土木製品が、CO2排出を削減できる理由
環境工学の土木製品が、CO2排出量を抑えられる理由。それは、製品に使用する材料が一般的なコンクリートブロックと比較してCO2の排出量が少ないということ、
製品に空隙をもたせることにより緑化促進が可能となることがあげられます。
現在、2022年4月1日に「改正地球温暖化対策推進法」が施工され、「脱炭素」という動きは、今後ますます加速するものと考えられます。
また国土交通省におきましては、2030年度までに取り組む6つの重点プロジェクトをまとめた「国土交通グリーンチャレンジ」を公表しており、その一つである「グリーンインフラを活用した自然共生地域づくり」というプロジェクトにつきましては、
流域全体で水害対策に取り組む流域治水と連携し、雨水貯留や都市緑化、生態系ネットワークの保全・再生・活用なども推進していくとしております。
CO2排出量を削減することにより「脱炭素」を実現しつつ、生活を守る治水、さらには生態系ネットワークの保全や再生まで求められる難しい現在、環境工学の土木製品が、それらの課題を解決できるのではないでしょうか。
CO2を削減する製品の例
製品例 | 製品がCO2を削減できる理由 |
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![]() ラップストーン |
パネル付きのアンカー部材を取り付けた自然石を、割栗石を充填しながら積み上げるアンカー式空積工法で、一般的な間知ブロックと比較した場合、本体部分にコンクリートを使用しない為、CO2排出量は約89%削減(当社比)可能となっております。
ラップストーンの詳細についてはコチラ |
![]() ストーンネット |
自然石と金網を一体化した空石張製品でコンクリートを使用せずに治水の安全性が確保でき、更に護岸が緑化することでCO2吸収も見込まれる空張護岸工法。一般的なコンクリートブロック張と比較してCO2排出量は約47%削減(当社比)可能となっております。
ストーンネットの詳細についてはコチラ |
![]() エスタロック |
自然石を主材料とする景観と生態系に配慮した自然石塊護岸被覆材です。製品を構成する石材を型枠として使用する為、鋼製型枠が不要で、使用するコンクリートも少量となります。一般的なコンクリートブロックと比較してCO2排出量は約60%削減(当社比)可能となっております。
エスタロックの詳細についてはコチラ |
当社製品と他製品のCO2排出量比較
ラップストーン工法と間知ブロック積工法のCO2排出量比較(当社比)
(ラップストーン比較表の詳細はコチラ
ラップストーンの製品詳細についてはコチラ)
ラップストーン800型 (m2あたり) |
CO2排出量合計: 33.17㎏ |
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間知ブロック積 (m2あたり) |
CO2排出量合計: 175.84㎏ |
間知ブロック積と比較した場合 CO2排出量が約81%削減 |
ストーンネット工法と間知張ブロック工法のCO2排出量比較(当社比)
(ストーンネット比較表の詳細はコチラ
ストーンネットの製品詳細についてはコチラ)
ストーンネット350型 (m2あたり) |
CO2排出量合計: 28.47㎏ |
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間知張ブロック (m2あたり) |
CO2排出量合計: 121.36㎏ |
間知張ブロックと比較した場合 CO2排出量が約77%削減 |
エスタロック工法と根固被覆ブロック工法のCO2排出量比較(当社比)
(エスタロック比較表の詳細はコチラ
エスタロックの製品詳細についてはコチラ)
エスタロック4t型 (1基あたり) |
CO2排出量合計: 289.86㎏ m2あたり65.88㎏ |
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根固ブロック4t (1基あたり) |
CO2排出量合計: 501.44㎏ m2あたり144.92㎏ |
根固ブロックと比較した場合 CO2排出量が約55%削減 |
ラップブロック角石緑化積と間知ブロック積工法のCO2排出量比較(当社比)
(ラップブロック角石比較表の詳細はコチラ
ラップブロック角石緑化積の製品詳細についてはコチラ)
ラップブロック角石900型 緑化積(m2あたり) |
CO2排出量合計: 55.15㎏ |
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間知積ブロック (m2あたり) |
CO2排出量合計: 175.84㎏ |
間知ブロック積と比較した場合 CO2排出量が約69%削減 |
ラップブロック擁壁と間知ブロック積工法のCO2排出量比較(当社比)
(ラップブロック擁壁比較表の詳細はコチラ
ラップブロック擁壁の製品詳細についてはコチラ)
ラップブロック擁壁900型 多段積(m2あたり) |
CO2排出量合計: 57.00㎏ |
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間知積ブロック (m2あたり) |
CO2排出量合計: 175.84㎏ |
間知ブロック積と比較した場合 CO2排出量が約68%削減 |
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