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アンカー式空積ブロック「ラップブロック河川用」

●連結した5個の擬似自然石にアンカー部材を一体化した河川用の空積ブロック工法

単体写真 断面図(緑化積)※クリック拡大 断面図(布積)※クリック拡大
ラップブロック
ラップブロック河川_角石
ラップブロック緑化積断面図
ラップブロック布積断面図
製品名 ラップブロック河川用
適用条件等 ■流速:~8.0m/s程度 ■法勾配:1:0.3~0.5 ■用途:河川、ため池、調整池、水路等
登録等 ■旧NETIS登録番号:KT-020077-V ■NNTD:1173 ■「アンカー式空石積工法研究会」の対象製品となります。
特長
●河川景観の保全
周辺の景観と調和しやすい平均明度4.0~5.0に抑制された無彩色の製品で、輝度の標準偏差(平均)21と示される割肌仕上の擬石模様は、その凹凸により立体感のある景観となります。また、小型擬石ブロックによる深目地の積みパターンとなる為、圧迫感も少なく感じられます。
●自然素材と同等程度の輝度
国土交通省が進める多自然川づくりの指針をとりまとめた『多自然川づくりポイントブックⅢ』では、河岸・水際部の計画・設計において、河川護岸が露出する場合は、 明度・彩度・色彩・テクスチャー・素材の大きさなどに留意し、川の周辺の自然素材の明度に近づけることが重視されています。
これに対し、弊社ラップブロック工法の輝度を測定した結果は、「ラップブロック 角石タイプ: 21」となっており、ラップブロック工法は自然素材と同等程度の輝度であることが、公益社団法人全国土木コンリートブロック協会より証明されました。
●脱炭素化にも大きく貢献
胴込・裏込コンクリートが不要なアンカー式空積工法であり、本体部分にコンクリートを使用しない為、一般的なコンクリートブロックと比較してCO2排出量は約69%削減(当社比)可能となっております。 CO2排出量等の詳細についてはコチラ
●自然環境に配慮
ブロック間の目地や段差部の空隙が、生物の生息域を確保します。空積で背面土砂と連続した構造により、透水性に優れております。また擁壁用としては裏込材に割栗石等を利用することにより、湧き水や背面地下水の影響がある場所にも有効となります。
●強固な護岸構造
空積構造でありながらブロック背面のアンカーに取り付けたパネルの支圧効果により裏込材と一体化した擁壁構造となります。また内的・外的安定検討や実証実験も実施しており、道路兼用護岸や道路擁壁、自動車過重等にも対応できます。 ※ラップブロック道路擁壁用についてはコチラ
●優れた施工性
ユニット化されたブロックを据え付けるだけで簡単に施工ができ、胴込・裏込コンクリートが不要である為、工期短縮が可能です。
●カーブ施工が容易
5個の擬似自然石は鉄筋で連結されているため、カーブ施工も容易で、カーブ施工に伴う調整コンクリートも不要です。
●災害復旧に最適
災害復旧工法の「コンクリートブロック積」に対応しており、「災害復旧工事の設計要領」では事例が記載されています。
カタログ等 カタログはコチラ  ラップブロック実績例はコチラ
緑化積600型 形状:
L250mm ×W2,000mm ×H350mm、アンカー長L600mm
基準数量:
1.79セット/m2
裏込材量:
0.539m3/m2
参考重量:
133kg/セット
緑化積900型 形状:
L250mm ×W2,000mm ×H350mm、アンカー長L900mm
基準数量:
1.79セット/m2
裏込材量:
0.807m3/m2
参考重量:
133kg/セット
布積600型 形状:
L250mm ×W2,000mm ×H350mm、アンカー長L600mm
基準数量:
2.00セット/m2
裏込材量:
0.534m3/m2
参考重量:
133kg/セット
布積900型 形状:
L250mm ×W2,000mm ×H350mm、アンカー長L900mm
基準数量:
2.00セット/m2
裏込材量:
0.803m3/m2
参考重量:
133kg/セット

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