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ビオトープとは、ドイツから日本に紹介された言葉でギリシャ語のBio(生き物)とTopos(場所)からつくられた合成語(biotop)です。「生物の生息空間」という意味を持ち、よく耳にするようになりました。
ここでは、弊社製品のストーンネットがタナゴの保全に有効であることを、タナゴの特性を交えてご紹介いたします。 |
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神奈川県 野鳥の森 ストーンネット |
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タナゴは、産卵期になると産卵場所に適したドブガイのエラの中に卵を産み、またドブガイも幼生貝から稚貝になるまで、成長場所に適したタナゴに寄生します。
このようにタナゴとドブガイは、お互いの両益を持ちながら生息する双利共生の関係にあります。
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【成貝】
泥底中に殻を埋没させて生息しており、1日に2〜4m程移動しながら生活します。エサはプランクトンや藻類で、入水管から水と一緒に吸い込み、漉しとって食べます。産卵は4〜8月頃で、オス貝から精子球が放出されメス貝の体内で受精し、グロキディウム幼生を放出します。
【グロキディウム幼生】
メス貝から放出されたグロキディウム幼生は、タナゴ類のヒレに寄生し、3〜9日で稚貝に変態して底生生活に入ります。したがって、グロキディウム幼生が寄生するタナゴ類が、共に生活できる環境を用意する必要があります。 |
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流れの緩やかな小川や用水路・湖沼などに生息しており、エサは水草に付着する動植物・付着藻類を食べます。仔魚期はドブガイの体内で過ごし、稚魚期になるとヨシの生えた岸近くなどで浮遊します。成魚になり4〜6月が産卵期で、ドブガイの鰓の中に産みつけます。
したがって、タナゴが生息する条件は、産卵場所となるドブガイと共に生活できる環境と、水草・藻類などの水生植物の提供が必要不可欠となります。 |
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ドブガイ
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4つのビオトープ条件
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1. ドブガイの生息環境となる、泥質で河床の表層が覆われていること。
2. タナゴのエサとなる水草・藻類などの付着生物膜や水生生物が生息しやすい環境であること。
3. ヨシ等の抽水植物が生育しやすい環境であること。
4. タナゴが生息できる最低限の水質であること、すなわち水質汚染がないこと。 |
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空石張工法であるストーンネットのドブガイ・タナゴのビオトープ空間に適した特徴
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(1)安定した覆土
自然石間に現場発生土を覆土することで早期の植生回復が可能で、流されにくく安定的な覆土となります。また、胴込・裏込コンクリートを使用しませんので、背面地山との水や空気の流通が行われ、植生に優しい環境を作ります。これらにより、ドブガイの生息環境を確保し、抽水植物等の生育環境を創造します。
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(2)生物膜の生息環境の確保
自然石は、コンクリートよりも表面に藻類等の生物膜が付着しやすく(下表参照)、生物多様性に富んだ空間とする働きがあります。したがって、タナゴのエサである水生生物を多く提供できます。
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(3)水生生物の生息環境の確保
自然石を使用し、多孔質な構造であるため、水生生物(川虫)の生息場所を提供できます。また、自然石間の多孔質な構造は、小魚の生息場所や隠れ家にもなります。これに対し、コンクリート護岸では、護岸がコンクリートで固められてしまい、生息場所が限られてしまいます。
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